ここ2〜3日、朝からピーカンの天気が続いています。レイキが昨晩から熱っぽいのと、マコトも疲れが溜まっているのでこのまま疲れを日本にもって帰っても、帰国後週末に2人共に全日本ジュニアの地域予選があるし、8時に起床でしたが2人共起きるまで寝かすことにしました。
今日の夜便で日本へ帰国します。
レイキの熱も下がったので思い切って、今日は昼過ぎから日本の文化とタイの文化の違いを目で見て肌で感じその感性を磨くために仏教寺院を訪ねる事にしました。
同じ仏教国でありながら、奈良の大仏さんとタイの大仏や寺院の建築様式の違い、その装飾の色使いを見て感じて創造力、直感力を刺激してもらいたいと思います。
タイの仏教芸術は絢爛豪華で見る者を圧倒します。
バンコクの数ある寺院から、アユタヤ時代の創建と伝わるバンコク最古の寺院で、巨大な黄金色の寝釈迦像(大仏様が肘をついて寝たまま、頭からつま先まで体長46メートル)を御祭している、ワット・ポー寺院に行きました。
僕も初めて訪れましたが、さすがに二人とも観いってました。
ITFの遠征では、基本的に観光はしませんが、日程に余裕があったりしたときには、歴史的、文化的に造詣が深いスポットは訪れるようにしています。
実際に訪れ直接観て、創造力・直観力を感じる事によってテニスの解釈が違ってきたり、世界を知ることによって、自分の立ち位置を知ることができます。
ここでいう「立ち位置」とは、テニスの実力であったり、自分のテニスで出来る事であったり、もっとプラスをしていかなければならないもの・・・と解釈して頂いたらと思います。
テニスという共通のスポーツを通して、母国語が通じなくてもコミュニケーションができる、同じルールで戦ったときの爽快感・新しい友情、まったく知らない言語で同じように練習をしている現実、テニスの実力差やスタイル・・・テニスに限定したって、挙げたらきりがないほどそれを感じる事が出来ます。
レイキ・ゲンキには、ジュニアを卒業した後の進路を見据えて向上心をもっと持って日々の練習・生活を送って欲しいです・・・(同期のカイチは、同じ時期にウィンブルドンでベスト4だぞ!!!)
マコトには、海外のITFを2大会一緒に行きましたが、この経験を生かして国内外で結果が出せるように高い意思を持ち読けて、まずは、この夏の全国大会を頑張って欲しいと思います。
最後に、この遠征を戦った3人と、遠征させて頂きましたご両親の皆様・ロイヤルヒルの理事長始めスタッフの皆さんと子供達ありがとうございました。
そして2週間レッスンをお休みさせて頂いたLT(レディストーナメントクラス)の皆さん・・・みんなさんには最新の強カッコいいテニスで○年後全国レディス大会代表になれるように頑張りますのでそのつもりで・・・(笑)
この夏、全日本ジュニア・インターハイ・全中・ITF兵庫国際と続きます。
3人とも、悔いのないように燃え尽きろ!!!
全豪いくぞ!!