6/7〜6/9日にかけて、日本女子テニス連盟広島県支部による支部長杯が広島県の広域公園テニスコートで開催されました。
各クラスに分かれたダブルスの選手権です。
今回はAクラスの試合を紹介します。
1R、2Rも少し見ました。
途中雨の為中断もあり大変コンディションも不安定な中、選手も大変苦労していました。
特に中断で流れが変わり、勝敗に影響した選手もいました。
べスト4にTensionから4人のメンバーが入ったという事もあり、SFとFの試合を観戦しました。
決勝戦とはいえ、1組は敗者になってしまいます。
絶対に勝ちたい気持ちは4人とも同じ。
まさにガチンコ勝負、だからこそ素晴らしいパフォーマンスが期待できます。
選手4人ともスタイルは違い、手の内は知り尽くしているはず。
必ず弱点を攻められる展開になるのは間違いないでしょう。
サービスはキープ率が高い清水選手から始まります。
サービスダッシュ…
しかし、タイミングをうまく合わせナイスリターンが土田:亀井選手から飛び出します。
攻VS攻の立ち上がりでした。
その後、相手チームの弱点を攻め、しのぐ展開となります。
近年の女子ダブルスは、雁行陣からしっかりストロークを打つ選手が増えています。
オールラウンドを目指さないといけない時期に来ている気がします。
それだけダブルスのレベルが上昇しています。
この試合を見ても感じられます。
今までなら個々のポテンシャルだけで、ある程度のレベル結果が得れたはず。
しかしこのレベルで勝ち抜いて行くには、かなりのテクニック・フィジカル・メンタルも要求されます。
それには時間もかかり、犠牲も払うし協力もいるでしょう。
試合で注目したのは、リターンでした。
アタックリターン、ブロックリターン、スピンやスライスを使いリターンから主導権を握りたいはず。
返すだけではブレイクできないレベルになると工夫が必要です。
当然、ショットに対してのポジションも変えます。
ブレイクチャンスのリターンにチャレンジしましょう。
試合結果は
ゲームの流れを2回しのぎ、くらいつく土田・亀井選手でしたが、サービス・ボレーで押し切った、秋吉・清水選手が勝った試合でした。
また見たい対戦カードです。
日本女子テニス連盟広島県支部
第24回支部長杯 A級(6/7〜6/9)
優勝
秋吉 緑(Tension )
清水 由佳(西条RTC)
準優勝
土田 晶子(Tension )
亀井 美香(やすいそ庭球部)
3位
松本 万里江(Tension )
桑原 ゆかり(Tension )